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チャイコフスキーの音符たち 池辺晋一郎の「新チャイコフスキー考」
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200680
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●チャイコフスキーの音符たち
池辺晋一郎の「新チャイコフスキー考」
池辺晋一郎 著
【出版社】音楽之友社
【判型・頁数】 A5・184頁
【発行年月】 2014年9月

Detail


【内容】
『バッハの音符たち』『モーツァルトの音符たち』…とシリーズ化されてきた単行本の『ドヴォルザークの音符たち』に続く第8弾。「音楽の友」誌2012年4月〜2014年3月の連載に加筆訂正し、まとめたもの。同シリーズは一貫して現代音楽作曲家の視線で書かれており、これまでの音楽史や伝記とは一線を画し、あくまでも音符・旋律・構造等を分析しつつ楽曲の魅力を紹介していくユニークな名曲ガイド。

【目次】
はじめに
第1章 音階で、こんなに豊かに!―弦楽セレナードその1
第2章 音階で、こんなに豊かに!―弦楽セレナードその2
第3章 この曲集は、寒い!―「四季」〜12の性格的描写
第4章 骨組み似ていて、肉付けちがう―弦楽四重奏曲第1番
第5章 若い緊張感に満ちて……―交響曲第1番「冬の日の幻想」
第6章 文学の蓑を着て、やりたいことを―幻想序曲「ロメオとジュリエット」
第7章 シンプルな民謡を大建築に―交響曲第2番「ウクライナ」
第8章 言葉、文学性への感受性が……―歌曲「憧れを知る者のみが」ほか
第9章 新しい道を開拓!―バレエ「白鳥の湖」
第10章 哲学的?高邁?それとも気負い?―幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」
第11章 サブタイトルを消して聴こう―交響曲第3番「ポーランド」
第12章 編曲を、楽しんだな!―組曲第4番「モーツァルティアーナ」
第13章 穏やかに、しかしラストは……―ヴァイオリン協奏曲
第14章 下降を書こう!充実の名作―交響曲第4番
第15章 センチメンタリズムの真骨頂!―ピアノ三重奏曲「偉大な芸術家の思い出に」
第16章 注文に応じつつ、たくさんの工夫―バレエ「くるみ割り人形」
第17章 引用を消化する―イタリア奇想曲/序曲1812年
第18章 抑圧と、そこからの解放!―交響曲第5番
第19章 テーマの吟味と、他者改訂への考察―ロココふうの主題による変奏曲
第20章 「歳月」を描く―オペラ「エフゲニー・オネーギン」
第21章 名作には確固たる理由が―ピアノ協奏曲第1番
第22章 主人公に似て、思い悩み……―マンフレッド交響曲
第23章 組曲ならではの面白さ―バレエ組曲「眠りの森の美女」
第24章 死を前にした大傑作―交響曲第6番《悲愴》

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